毎日たくさんの仕事がある検事

検事の仕事は、刑事事件のすべてを扱うというものです。刑事事件がなくならない限りは検事の仕事もなくなることはありません。それは残念なこととも言えますが、現実のことで常に検事の仕事はたくさんあります。公務員ということで、本来なら決まった就業時間と勤務日の中で働くものですが、残業なしで働いている検事というのはまずいないと言っていいでしょう。それだけ毎日の仕事量が多いのです。これは地域によって変わりはあまりなく、どの地方検察庁でも相当な量の仕事があります。

検察官の数は少なく、年間で新たに任官されるのは100名以下ということがほとんどです。それだけ重要な責任を担っているということですが、一人一人にかかる負担が大きいというのも事実です。検事には個々に検察権が与えられていますので、それぞれの裁量に任されているところもかなり大きくなります。その権限を間違いなく果たすためにも、手抜きすることなく真摯に働いていく必要があるのです。国の治安に関わる重要な仕事をしているという自覚を持っていますので、たとえ仕事量が多く大変でもやり遂げる決意が求められると言えるでしょう。また、個々の検察官に権限が与えられていると言っても、検事が暴走することがないよう、上司がきちんと監督をする仕組みが作られています。捜査方針を決めることなど、毎回上司の決済を得てから物事が進むようになっています。

変わらない必要がある検事という仕事

検事の責任は非常に大きく、世の中から刑事事件がなくならない限り続くものです。そのため、この先もずっと検事という役割が必要とされることは間違いありません。もちろん、組織の構造改革などがなされて、検事の仕事の仕方や裁判への関わり方などが変わる可能性はないとは言えません。しかし、検察権そのものが大きく変わることはほぼないと言えますので、これからも大きな責任と権限を持ちつつ責務を遂行していくことになります。

現状ではかなり仕事量が多くハードワークとなっている面もあります。そのため、より業務の効率化が進められることもありえます。こうした動きによって、さらに検事の仕事を正確かつスピーディーに行っていけるようになれば、心身の負担も減っていくことでしょう。公務員ということで雇用が安定しているというメリットと共に、働きやすい職場として変化を遂げていくことが検事の将来性に大きな影響を与えることになります。